健康・医療

2014年5月10日 at 6:43 PM

ユマニチュード|フランス イブ・ジネストさんが確立した認知症ケア

2014/5/10 報道特集 認知症ケア ユマニチュード

 

 

 

「見る」「話す」「伝える」の3つをポイントにした、やさしさを伝えるケア技術。注射などの際も拘束はしないのが原則。

認知症の人は自分が見られないと殻に閉じこもってしまう。彼らに人間味を回復させるには、「よく見てあげること」であるという。

 

 

 



◆ジネストさんのケアの例

小野寺忠雄さん(76歳)。脳梗塞で半身不随に。その後認知症の症状が現れる。

本来気持ち良いはずの、体を清潔にする体拭きや口腔ケアも拒む。そのため患者も看護師もストレスだけが溜まる。だから人間関係が築けない。

看護師を殴ったり噛んだりする。

 

 

 

ジネストさんが接する。ぶっちゃけていうと動物と接するのと同じ。ムツゴロウさんのように。

ジネストさん

 

 

まず遠目から視野に入るように近づく。ただし正面からではなく横から。正面から入ると身構えてしまう。

目線は相手の正面から垂直に。自分とあなたは対等なんですよということを示す。距離は近く。時間は長く。

大げさなほどの笑顔を。表情を確実に伝える。

相手のレスポンスに応じて適度にボディータッチする。上からでなく下から支えるように。

慣れてきたら立たせる。歩かせる。

 

 

 

柔和な表情でケアを受けていた。たった10分ほどのケアだったが看護師をあれだけ困らせていた小野寺さんが見違えるほどの笑顔に。

 

 

ジネストさん「認知症になると、相手が知性をもつ生き物であることをわからなくなる。だからこちらからやさしさを与える」

 

 

 

 

◆ジネストさんのアドバイス

・すっと病室に入ってこない。相手のテリトリーに入るので必ずノックをする。そして目を合わせる

・マスクをしていると表情がわからない。外すように

・無意識に体をつかんで押さえ込んでケアをしている → 患者が恐怖心を抱く → 自分を守ろうと抵抗する

 

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