那覇市の樹木医・川原辰雄さんが、クワズイモの新品種として農林水産省に登録申請を行っているという「沖縄タイムス」紙の報道を知り、クワズイモ.com編集部は早速、沖縄を訪ねて生産者の川原さんにお話しを伺ってきました。
川原さんたちは、沖縄の山中を散策中に、芋(茎の部分)から芋がたくさん伸びている珍しい姿のクワズイモを偶然に発見したとのことでした。
持ち帰って育ててみると、株分けをしたものからも、やはり芋の途中から芋が伸びてきて、これは突然変異の新種だろうと考えるようになったそうです。
その後、研究機関や仲間たちの協力もあり、新規性の種として確信を得て農業生産法人の沖縄菜園市場株式会社を設立して生産に取り組むこととなりました。
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下のほうからすでにニョキニョキ
シマクワズイモより密々している。
シマクワズイモ